階段昇降機レンタル専門店

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階段昇降機とは?種類・仕組み・選び方からレンタルの流れまで完全ガイド

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階段昇降機とは?種類・仕組み・選び方からレンタルの流れまで完全ガイド

年齢を重ねると、毎日の階段の昇り降りが大変になってきます。実は、階段での転倒は高齢者にとって深刻な問題となっています。

東京消防庁のデータによると、救急搬送される高齢者のうち、転倒事故が最も多く、平成30年には58,368人の方が転倒事故で救急搬送されています.

(出典:東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/201509/kkhansoudeta.html)

そんな中で注目を集めているのが「階段昇降機」です。この記事では、階段昇降機がどのようなものか、どんな種類があるのか、そしてレンタルするときの流れまで、分かりやすくお伝えします。

階段昇降機とは

階段昇降機とは、椅子に座ったまま安全に階段を昇り降りできる装置です。高齢者や足腰に不安のある方が、安心して階段を利用できるようにサポートします。

導入の目的

階段昇降機は、こんな目的で使われています:

  • ・階段昇降が困難な方の日常生活の自立をサポート
  • ・住宅内での移動を楽にして、生活の利便性を向上

例えば、居室が2階にあるけれど、階段を使うのが心配になってきた場合に、階段昇降機があれば今まで通り2階での生活を続けることができます。

設置場所

階段昇降機は、個人宅だけでなく様々な場所で活躍しています:

  • ・一般住宅:個人のお宅の階段
  • ・公共施設:病院、駅、公共施設
  • ・福祉施設:介護施設、デイサービスセンター
  • ・その他:教会、商業施設など

最近では、高齢者が多く利用する施設や、不特定多数の方が利用する場所での設置が増えています。

階段昇降機の種類

階段昇降機には大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれ利用シーンや対象者が異なります。

いす式階段昇降機

最も一般的なタイプで、椅子に座った状態で階段を昇降します。一般住宅での利用が中心で、歩行は可能だが階段昇降に不安がある方に最適です。

主な種類

  • ・直線階段用:まっすぐな階段に対応
  • ・曲線階段用:L字型・U字型・らせん階段に対応
  • ・屋外用:玄関から道路への外階段などに対応

価格

  • ・購入価格:直線用70万~100万円、曲線用150万~200万円
  • ・レンタル(全額自己負担):
    • 初期費用:約150,000円(工事・設置・撤去費込)
    • 月額レンタル料:10,000~20,000円程度

可搬型階段昇降機

車いす利用者向けで、介助者が操作する持ち運び可能なタイプです。設置工事が不要で、介護保険が適用されますが、実際の利用には以下の制約があります。

実用面での課題

  • ・一人では使用できず、必ず介助者が必要
  • ・操作には専門講習の受講が必須
  • ・設置のたびに調整・固定作業が必要
  • ・使用時の揺れや恐怖感がある
  • ・階段の形状による制約が多い
  • ・導入には自治体認可や主治医意見書が必要

価格

  • ・購入価格:約100万円
  • ・月額レンタル料:約50,000円
  • ・介護保険適用時の自己負担:約5,000~15,000円/月(所得に応じて1~3割負担)
  • ・初期費用:基本的に不要

車いす用プラットフォーム型

車いすごと乗り込める大型のタイプです。主に公共施設や病院で使用され、一般住宅では設置スペースの関係で導入が難しい場合が多いです。

価格・実用性の比較

項目 可搬型階段昇降機 いす式階段昇降機
購入価格 約100万円 直線:70万~100万円
曲線:150万~200万円
初期費用 基本不要 約15万円(工事・設置費)
月額料金 保険適用:5,000~15,000円
(自己負担分)
全額負担:10,000~20,000円
一人での使用 ❌ 介助者必須 ⭕ 一人で操作可能
操作の習得 ❌ 専門講習必要 ⭕ 簡単操作
設置作業 ❌ 毎回調整必要 ⭕ 一度設置で完了
使用感 ❌ 揺れや恐怖感あり ⭕ 安定した乗り心地

いす式階段昇降機の仕組み

いす式階段昇降機の基本的な仕組みをご説明します。

レールシステム

階段昇降機は、階段に沿って取り付けたレールを椅子が走行して動きます。階段に合ったレール選びと正しい設置が、安全で快適に使用するための重要なポイントです。

電動システム・バッテリー

階段昇降機は本体に搭載されたバッテリーからの電力供給で動作します。バッテリーを充電するために、階段近くに一般的な100Vコンセントが必要となります。

安全装置

現代の階段昇降機には多数の安全機能が搭載されています:

障害物検知システム

稼働中に障害物を検知した場合、自動的に停止する機能が備わっています。

緊急停止機能

故障や異常が発生した場合は、動作を停止し異常を知らせる機能があります。

その他の安全機能

シートベルト、安全キー、緊急停止ボタンなどが装備され、利用者の安全を確保します。

操作方法

いす式階段昇降機の操作は簡単です。椅子に座り、スイッチを押すかひじ掛け部分のレバーを操作するだけで、階段に沿ったレールを伝ってゆっくりと昇降します。

最大のメリットは、介助者なしで一人で操作できることです

介護保険制度について

階段昇降機を検討する際に、よく「介護保険は使えるの?」という質問をいただきます。種類により対応が異なりますので、詳しく説明します。

介護保険が適用される階段昇降機

可搬型階段昇降機

  • ・介護保険の福祉用具貸与として利用可能
  • ・月額レンタル料の1~3割負担(所得に応じて)
  • ・要介護・要支援認定が必要
  • ・操作には専門の講習受講が必要

価格面での特徴

  • ・月額レンタル料:約50,000円
  • ・介護保険適用時の自己負担:約5,000~15,000円/月(所得に応じて1~3割負担)
  • ・初期費用:基本的に不要

理由

  • ・設置工事が不要で「移動補助具」として扱われる
  • ・介護保険の福祉用具貸与の定義「取り外し可能な日常生活用具」に該当

出典:福祉用具専門相談員協会の貸与マニュアルでは、「可搬型階段昇降機」は貸与対象で、操作者講習が必要と明記されています(https://www.jaspa.or.jp/user_guide/manual

介護保険が適用されない階段昇降機

いす式階段昇降機

  • ・介護保険の対象外(住宅改修・福祉用具貸与ともに)
  • ・全額自己負担またはレンタル利用

理由

  1. 「住宅建築設備」に該当
    • 厚生労働省の法令上、住宅に設置する「据置式装置」と分類
    • 介護保険の福祉用具貸与は「取り外し可能な移動補助具」が対象
  2. 住宅改修の範囲外
    • 介護保険の住宅改修は「手すり取り付け」「段差解消」などの軽微な改修が対象
    • 機械設備の設置は範囲を超えるとされる
  3. 制度目的との相違
    • 介護保険は「軽量で取り外し可能な福祉用具」による自立支援が中心
    • いす式は恒久的な設備改修に該当

出典:厚生労働省「福祉用具貸与に関するQ&A」では、据置型機器(いす式階段昇降機)は対象外と明記されています(https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc0720&dataType=1&pageNo=1

制度比較表

種類 介護保険 特徴
いす式階段昇降機 ❌ 対象外 設置工事必要・恒久的設備
可搬型階段昇降機 ⭕ 対象 取り外し可能・移動補助具

そのため、いす式階段昇降機を利用したい場合は、介護保険が適用されないため全額自己負担となります。ただし、一人で使用でき日常的な利便性が高いため、レンタルサービスを活用して導入する方が多くなっています。

階段昇降機の選び方ポイント

階段昇降機を選ぶ際は、以下の5つのポイントを確認することが重要です。

下記のポイントに注意して選びましょう。

1. 階段の形状に合った種類を選ぶ

階段の形を確認

  • ・まっすぐな階段:直線階段用を選択
  • ・L字型・U字型階段:曲線階段用が必要
  • ・踊り場のある階段:曲線階段用で対応

設置場所の確認

  • ・屋内の階段:屋内用を選択
  • ・玄関から道路への階段:屋外用(防水・防塵仕様)が必要
  • ・屋内外両方で使用:兼用タイプも選択可能

2. 階段の幅とスペースを測定

必要な階段幅

  • ・直線階段用:有効幅70cm程度が必要
  • ・曲線階段用:有効幅75cm程度が必要

設置後のスペース確認

  • ・階段昇降機設置後も、他の家族が通行できるスペースが確保できるか
  • ・折りたたんだ状態でも約35cm程度の出っ張りがあることを考慮
  • ・上下階での椅子の停止位置とスペースの確認

3. 利用者の身体状況に合わせる

耐荷重の確認

  • ・標準的な耐荷重:約130kg
  • ・必要に応じて200kgまで対応可能な機種もあり

乗り降りのしやすさ

  • ・座面の高さ・幅の調整機能
  • ・足置きの角度調整機能
  • ・肘掛けの形状と操作のしやすさ

身体機能に応じた機能

  • ・認知症の方には安全キー付きモデル
  • ・視力に不安がある方には音声案内機能付き

4. 安全性能を重視する

認定の確認

  • ・型式適合認定:構造上の基準に適合している証明
  • ・大臣認定:建築材料としての認定

安全装置の充実度

  • ・障害物検知センサー
  • ・緊急停止ボタンの位置と操作性
  • ・シートベルト・安全バーの使いやすさ
  • ・停電時の対応機能

5. メンテナンス体制とアフターサービス

定期点検の頻度と内容

  • ・点検の実施頻度(一般的に年1〜2回)
  • ・点検項目の充実度
  • ・点検費用の有無(レンタルの場合は通常無料)

故障時の対応

  • ・24時間対応の有無
  • ・修理対応の迅速性
  • ・代替機の提供サービス

部品供給の安定性

  • ・メーカーの信頼性と実績
  • ・長期間の部品供給保証
  • ・製造中止後のサポート期間

選択時の注意点

予算と利用期間を考慮

  • ・短期利用(1〜3年):レンタルが経済的
  • ・長期利用(5年以上):購入も検討
  • ・不明な場合:まずはレンタルで試用

家族全員の合意

  • ・利用者だけでなく、同居家族の意見も重要
  • ・階段の通行への影響を事前に確認
  • ・緊急時の対応方法を家族で共有

将来の変化への対応

  • ・身体状況の変化に対応できる機種選択
  • ・住環境の変更予定との整合性
  • ・機種変更やグレードアップの可能性

車いすの人に話しかける笑顔の男性

レンタルサービスの流れ

階段昇降機のレンタルは、以下の5つのステップで進行します。

STEP1:お問い合わせ・ご相談

まずは、お電話またはメールでお気軽にお問い合わせください。専門スタッフが階段の状況や利用者の状態をお聞きし、最適な機種をご提案いたします。

STEP2:現地調査・お見積もり

専門技術者が現場にお伺いし、詳しく調査いたします:

  • ・階段の形状・寸法測定
  • ・設置可能スペースの確認
  • ・電源の確保状況
  • ・構造的な設置条件

調査完了後、無料でお見積書をお渡しいたします。

STEP3:ご契約・工事日程調整

お申し込み後、設置工事の日時を決定いたします。ご都合の良い日程を調整し、工事に必要な準備事項をご説明いたします。

STEP4:設置工事(1日完了)

工事は1日で完了いたします。専門技術者が以下の作業を行います:

  • ・レールの取り付け
  • ・昇降機本体の設置
  • ・電源工事(必要に応じて)
  • ・動作確認・調整

STEP5:使用方法説明・アフターサービス

設置完了後、以下のサービスを提供いたします:

  • ・操作方法の詳細説明
  • ・安全な使用方法の指導
  • ・定期メンテナンスの説明
  • ・緊急時の連絡方法の案内

レンタルのメリット

初期費用の軽減

購入の場合:直線階段用の場合70万円台から購入可能で、高額なものでは100万円近くになることもあります。曲線階段用になると150万円から200万円弱と高額になります。

レンタルの場合

  • ・初期費用:150,000円(税込165,000円)
  • ・月額レンタル料:
    • 屋内直線:10,000~15,000円(税込11,000~16,500円)
    • 屋外直線:15,000~20,000円(税込16,500~22,000円)

メンテナンス込みサービス

レンタルなら定期点検・メンテナンス料が無料です。専門技術者による定期的な点検により、長期間安全にご利用いただけます。

不要時の撤去費無料

レンタル解約時の撤去費は無料です。購入の場合、不要になった際の処分費用も自己負担となりますが、レンタルならその心配はありません。

契約期間の柔軟性

1ヶ月からレンタル可能で、契約期間の縛りはありません。必要な期間だけご利用いただけます。

汚れや傷の心配なし

ご利用中の汚れや傷による請求はありません。安心してご利用いただけます。

選び方やレンタル・購入でお迷いの方はお気軽にご相談ください

階段昇降機は種類が多く、ご自宅の階段や利用者の状況によって最適な選択が異なります。また、レンタルと購入のどちらが良いかは、利用期間や予算によって変わってきます。

こんなお悩みがあれば、専門スタッフにご相談ください

  • ✓どの機種が我が家に適しているかわからない
  • ✓レンタルと購入、どちらが良いか判断に迷う
  • ✓設置できるかどうか不安
  • ✓介護保険や補助金について知りたい
  • ✓費用について詳しく聞きたい

現地調査とお見積もりは無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。

よくある質問(FAQ)

Q. 階段昇降機は介護保険が使えますか?
A. 種類によって異なります。可搬型階段昇降機は介護保険の福祉用具貸与として利用可能で、月額5,000~15,000円の自己負担で利用できます。一方、いす式階段昇降機は介護保険の対象外となり、全額自己負担となります。
Q. レンタルと購入どちらがおすすめ?
A. 利用期間によって異なります。短期利用(1~3年)の場合はレンタルが経済的です。長期利用(5年以上)の場合は購入も検討の価値がありますが、メンテナンス費用も考慮する必要があります。迷う場合は、まずレンタルで試用することをお勧めします。
Q. 工事はどのくらい時間がかかりますか?
A. いす式階段昇降機の設置工事は1日で完了します。専門技術者がレールの取り付け、本体設置、動作確認まで行います。可搬型階段昇降機は工事不要ですが、操作講習が必要です。
Q. 階段の幅はどのくらい必要ですか?
A. 直線階段用で有効幅70cm程度、曲線階段用で75cm程度が必要です。設置後も他の家族が通行できるよう、折りたたんだ状態で約35cm程度の出っ張りがあることを考慮してください。
Q. 停電時でも使用できますか?
A. はい、階段昇降機は本体にバッテリーが搭載されているため、停電時でも数回は昇降可能です。ただし、バッテリーの充電には100Vコンセントが必要です。
Q. 一人で操作できますか?
A. いす式階段昇降機は一人で簡単に操作できます。椅子に座り、スイッチやレバーを操作するだけです。可搬型階段昇降機は必ず介助者が必要で、操作には専門講習の受講が必要です。
Q. メンテナンスは必要ですか?
A. 安全のため定期点検が必要です。レンタルの場合は点検・メンテナンス料が無料で含まれています。購入の場合は年1~2回の有償点検が一般的です。
Q. 設置できない階段はありますか?
A. 階段幅が狭すぎる場合、構造上の問題がある場合、電源確保が困難な場合は設置できないことがあります。まずは無料の現地調査をご利用ください。

まとめ

階段昇降機は、高齢者や身体の不自由な方の生活の質を向上させる重要な福祉機器です。階段昇降機を使えば負担を軽減でき、膝や足腰を痛める心配も減るでしょう。

主要なポイント

  1. 種類豊富:直線・曲線・屋内外対応の様々な機種から選択可能
  2. 安全性:多重の安全装置により事故リスクを最小限に抑制
  3. レンタルメリット:初期費用を抑えて必要な期間だけ利用可能
  4. 簡単設置:1日で工事完了、すぐにご利用開始

利用シーン別の推奨

階段昇降機の導入をご検討の際は、まずは専門業者による現地調査を受けることをお勧めします。階段の状況に最適な機種をご提案し、安全で快適な生活をサポートいたします。

対応エリア:兵庫・大阪・京都・奈良・滋賀・和歌山・三重・岐阜・福井・岡山・鳥取

些細なことでもお気軽にお問い合わせください。専門スタッフが丁寧にご対応いたします。